2011年3月11日金曜日

震災のこと

2011年04月23日


3月11日からのことなど

震災で、被害に遭われた方々に
心からお見舞い申し上げます。
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何から言おうか…
わたし自身は、わたしの住んでいるところは
大きな被害はありませんでした。
下の子といっしょに、自宅にいました。
ずいぶん長く揺れました。
とりあえず窓をとびらを開けました。
これ条件反射でした。地震で枠がゆがむと、開かなくなるからって
小学校の避難訓練でやってましたね。教育すごいです。
うちの要塞みたいなパソコンラックがぐらんぐらんしてましてね。
夫が大事に大事にしてるX68000があるんですが、
壊れたら悲しむだろうなって。
押さえに行きたかったんですけど、子供を抱いているので
危険だなぁとか、そんなことを考えていました。
悠長でしたね。それどころじゃないのにね。
停電してました。最初は停電だと気付かなくて
ブレーカーを上げ下げしては、つかないぞ?なんて思ったり。
危険すぎです。。
その後、窓の外をみると、近所の人が出てきて騒然としていて
これはただ事ではないのかも?と…。
下の子をおんぶして、自転車で
保育園にいる娘を迎えに行きました。
バスがあるので、わりと遠いところに通っているのですが
こういうときに不便だななんて思ったり。
停電をしていたので信号もとまっていたのですが
近くに住む人などが、交差点に立って交通整理をしてくれていたり。
すぐにこういうことが出来る人ってかっこいい。
帰宅して、あいにく明かりがないので…どうしたものかと思っていたら
ゆかりんのペンライトがみつかりましてね。
ゆかりんありがとう!これで戦える!なんて思っていたら
暗闇でばらけて電池がどこかに落ちちゃって…泣きそうになりました。
ハッと思いついたのがipad。ipadの明かりで
うどんを作りました。
こわがる娘に、「お誕生日みたいだね!」なんて励ましながら。
うち足の踏み場が無いっていうか…日ごろから掃除をさぼってるつけで
いろんなものが床に転がっているんですよね。
ハイハイの息子を暗闇に放つのは危ないので
ずっとおんぶして朝を待っていました。
夜の10時に電気が復旧した時はホッとしました…。
明るいって、こんなにも安心できるものなんだなって。
夫も都内から歩いて帰ってきて、ありがとう。よかった…なんて
テレビをつけてみたら、現実離れした現実がうつっていて
驚きました。停電したうえ、携帯電話の電池も切れていたので
何が起こったかをまったく知らなかったんです。
*****
あれから1カ月が過ぎましたが、まだまだ落ち着きません。
畑に点在してるコンポストをみた娘が、
「地震でこんなになっちゃったの?」とか
工事中のビルをみても「地震でこわれちゃったから直してるの?」
などなど言ってるのをみると
子供心にもいろいろ残ってるな、と思います。
被害があった場所ではないうちでもそうなのだから
甚大な被害のあるところを考えると…言葉がないです。。
わたしのできることをするのが、わたしの義務です。よね。。
地震にまつわる家庭の事情で原稿を落としたわたしが
言えることではいのかもしれません。
いろいろな方に、ご迷惑をおかけしておりますが…
ご厚意に甘えている気持ちを、今後、ちょっとずつでも
返していけたらと思います。